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東京都文京区で電気鋳造によるブロンズ製作を行っている日本金属工芸研究所について調べました。同社の製作実績や代表作、歴史についてまとめています。
日本金属工芸研究所は、銅像、メダル、トロフィー、楯などの記念品を手掛けており、そのほとんどは依頼を受けてから製作するオーダーメイド品です。表彰や祝賀の栄誉ある場に際して、カタログ販売では決して見つけることのできない唯一無二の価値提供を目指しています。一生手元に残る品となるため、デザインにも徹底的にこだわり、単なる記念品の枠に収まらない美術作品を提供しているのです。
日本で有名な音楽賞「日本レコード大賞」の受賞トロフィーを製作した事例です。像はブロンズ、台座は大理石でできています。像の原型は、芸術などの深い内面性を含んだ人物塑像を得意とする彫刻家・吉田芳夫氏によって製作されています。
個人の依頼によるブロンズ胸像の製作事例です。原型は作家ではなく、日本金属工芸研究所が製作しています。
千葉大学名誉教授で洋画家の赤穴宏氏によってデザインされたレリーフ楯。ブロンズ素材を緑青で加工した威厳と風格のある作品です。
日本レコード大賞ブロンズ像、読売演劇大賞ブロンズ像、サントリー音楽賞トロフィー、ヤナセ販売店表彰トロフィー、銀座 天賞堂本店キューピッド像、JVC TOKYO VIDEO FESTIVAL表彰楯、NHKレリーフ、大佛次郎賞ブロンズ像、東北電力創立50周年 記念メダル、国連 国際コメ年記念研究功績賞表彰楯、第56回国民体育大会記念参加章, 第1回障害者スポーツ大会メダルなど
公式サイトに料金情報は掲載されていませんでした
公式サイトに口コミは掲載されていませんでした
日本金属工芸研究所は、1946年(昭和21年)に創業した電気鋳造会社を礎としています。当時よりネームプレートや紋章、ブローチなどの小型作品を手掛けていましたが、1964年に現在の「日本金属工芸研究所」を設立。記念メダルやレリーフの流行とともに、多数の鋳造作品を世に送り出してきました。1968年にはブロンズ像の取扱いも開始し、地方自治体や学校、学会などの記念品を手掛けるようになります。日本レコード大賞や読売演劇大賞、サントリー音楽賞など著名な芸術賞のトロフィーも同社の作品です。
公式サイトに記載なし
※2…2021年7月時点で公式サイトに掲載されていた情報(等身大69cmの胸像の価格)
※3…2021年7月時点の電話調査による情報
※4…2021年7月の電話調査による情報
※5…2021年7月の電話調査による情報(料金は等身大70cmの胸像の価格)